雑記

竹村おひたしです。


いよいよクリエイポ2025が始まります。

いや、いまこれを読んでくださっている時点では、もう始まっているかも。

あるいは、すでに終了しているかもしれません。

または、そんなイベントなど存在しなかったのでは?


あなたはクリエイポ2025のイラストレーターゾーンを訪れ、竹村おひたしを認識した流れでブログまで来てくださったのでしょうか。

だとしたら、とてもありがとうございます。


これを書いている現在、準備と進行中の案件のはざまで、てんやわんや中です。

会期中、はたして自分は大丈夫だったのでしょうか。


今回のクリエイポ2025に出展するにあたり、考え中のクエスチョンがあります。

それは「自分はAI以上に価値のあるイラストを提供できるのか?」というベタなもの。


人間の自分が描くイラストのメリットを探してみても、

「あたたかみのある色彩」だとか

「情感にもとづいた味のある線」とか

「見た人の心に刺さる」、

「年齢を重ね実体験を経たすえの」、

「地獄を見た者にしか」などなど、

思いつくのはありきたりで陳腐なフレーズばかり。

※あくまで自分のイラストに対してのフレーズです


しかも、おそらくAIは、すでにそういったニュアンスさえ履修済みだと思うのです。

上はAIに描写してもらったイラストです。

「これで十分だ」という方は多いのではないでしょうか。


ただ、自分はやっぱりAIイラストを見ると「う〜ん、AIイラストだなあ」と思ってしまうんですね。

その違和感が、ちょっとしたノイズになっている気がするんです。


そこに自分の求められているもののヒントがあるような、ないような。


この先イラスト業界がどうなっていくのかはわかりません。

でもまだ、自分をめがけて訪ねてきてくださる人がおられるのであれば、しばらくはご要望にお応えしていきたいと思っています。


お引き立てのほど、よろしくお願いいたします。

ほんとうにです。


竹村おひたし拝


竹村おひたしです。


はやくも夏がはじまりそうな今日このごろですが、みなさまお変わりありませんでしょうか。

近年は温暖化の影響で春がみじかく、桜も先急いで散っているような気がいたします。


さて、自分は先日、インターネットラジオ番組のサムネイルを制作しました。

ISSUE LAB「渕上RADIO」

パーソナリティは農業家であり、農業バーのマスターでもある渕上桂樹さん。


「どんな野菜を食べれば安全なの?」という消費者の疑問について、生産者の立場から解説するというショート番組です。

野菜売り場でモヤっとすることがある方におすすめです。


動画のサムネイルは、かねてから作ってみたい図案のひとつでした。

依頼いただけてうれしかったです。






竹村おひたしです。

寒中お見舞い申し上げます。


新年のご挨拶が遅れてしまいましたが、

みなさまいかがお過ごしでしょうか。


今年は喪中でした。

うまれたものは、しにますね。


急にどうかしますが、一句ひきます。


 寒梅  [新島 㐮


 庭上の一寒梅

 笑って風雪を侵して開く

 争わず 又力めず

 自ずから百花の魁を占む


競争とか努力とかしてるわけないだろうけど

 今年の開花レースは梅の花が一等賞だったンゴ」

という、早咲きの梅の謙虚さを詠んだ詩です。


故人は新島 襄にわずかばかりゆかりがあったものですから、

この詩をモチーフに喪中はがきをこしらえました。


本人にも見てもらいたかったです。

(不可能すぎますけど)

じきに梅の花の季節がやってきます。

風雪の時期ですので、みなさまどうかご自愛ください。